元々Windowsユーザなので、Macでは右クリックでファイルが作れないという仕様に未だに驚きを覚えてしまう。
なんでApple側はこれに対応しないんだろう。便利なのになー。
とりあえず、最初はNuFileを導入したが、動かず。
どうやらセキュリティの関係で、10.6以降はコンテキストメニューをカスタマイズする類のソフトウェアが使えなくなっているらしい。
代替手段としてAutomaterが使えるという情報をゲットしたが、いまいち使い方が分からず苦心した。
上手く行った方法をメモしておく。
あるパスに置いたテンプレートファイルを、今選択しているディレクトリにコピーするという仕様。
1. Automaterをクリックして立ち上げる。
2. 最初の選択画面で「サービス」を選択する。
3. 右のゾーンにワークフローを作っていく
3-1. "サービス"が受け取る選択項目を「ファイルまたはフォルダ」にする
3-2. 検索対象を「Finder.app」にする
3-3. 左カラムの「ライブラリ >> ユーティリティ >> 変数の値を設定」を右ゾーンにドラッグ&ドロップ。
変数名は適当に付けてしまう。「コピー先」とか。
3-4. 左カラムの「ライブラリ >> ファイルとフォルダ >> 指定されたFinder項目を取得」を、右ゾーンにドラッグ&ドロップ
ここがポイントで、テンプレートにしたいテキストファイルを予め作成して、適当なディレクトリに放り込んでおく。
テキストファイルなら空でもいいけど、HTMLファイルにゃ自分のテンプレート作っておきたいしねー。
この取得のワークフローの中の「追加」ボタンを押して、そのテンプレートファイルを選択。
3-5. 左カラムの「ライブラリ >> ファイルとフォルダ >> Finder項目をコピーを選択」を右ゾーンにドラッグ&ドロップ。
「保存先」として、3-3で付けた変数名を入れる。
おそらく右ゾーンの下に変数のリストが並んでいるので、
そこからドラッグ&ドロップすればOK
4. ツールバーの「編集 >> 保存する」をクリックして、作成したワークフローを保存。
ここで付けたサービス名がコンテキストメニューに出てくる!
保存先は「/Users/自分のユーザ名/Library/Services」になってる。
もし、ワークフローを書き換えたければここを開けば良い。
ちなみに出来るとこんな感じ↓↓
以上で終了。
すぐに反映されなければFinder.appを再起動すれば、多分反映されるはず。
ターミナルから、以下のコマンドを打てばFinderの再起動がかかる。
$ killall Finder
作ったサービスを表示するか否かは、Finderの「Finder >> サービス >> サービス環境設定」から調整できる。
ここの左カラムのサービスを選択すると、右カラムのずっと下の方にファイルとフォルダの項目がある。
そこに作ったサービス名が表示されているはずなので、そいつをのチェックを外せば表示されなくなる!
3 件のコメント:
なんてWindowsライクなことを...
わざわざそんなメニュー作るなんて...
Automaterよりも
もっとMacの使い方を覚えましょうよ
匿名さんが新規ファイルを作成する際には、どのような方法を使っていらっしゃるのでしょうか?
どのような「Macの使い方」を覚えたら、Automaterを利用する場合よりもすばやく白紙の新規ファイルを作成できるのかが知りたいです。
今のところ、Automaterでサービスを作成して、ショートカットキーを登録して使うのが最速の方法だと個人的には思います。
少し補足を
この記事の通りにワークフローを作成すると、選択したフォルダのコピーも作成されてしまいます。これを回避するには、2番目の「指定されたFinder項目を取得」を右クリックし「入力を無視」とする必要があります。
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